レギュレータについて
突然壊れる部品・レギュレータ〜電圧とバッテリーの密接な関係
レギュレータとは、電子回路の装置で
エンジンから出力される電圧と電流を
常に一定に保つように制御します。

各電装品とレギュレータの繋がりを図にしてみました。

まずエンジンが始動すると
エンジンに直結している
発電機が発電を始めます。
ここから発電される電気は
バッテリーや車体の電装品などへ送られるもので
エンジンの回転と共に変化していきます。
エンジンの回転数が上がると共に
発電される電圧も増えていき
バッテリーの規定電圧を遙かに超えてしまい
電圧は高すぎる数値になってしまいます。
すると・・・バッテリーの充電どころか
ヘッドライトやウインカーなどの電球類も切れて
点火装置までも壊れてしまう事態に・・・。
このような事態を防ぐ役目が
「レギュレータ」なのです。
レギュレータは
発電される電気の電圧を
バッテリーの規定電圧の数値にして
電圧も変化することなく
一定に保つようにしてくれます。
もし・・・レギュレータが壊れてしまったら!
症状は主に2つあります。
1つめは、バッテリーに充電されなくなり
充電切れ(バッテリー上がり)を起こす。
2つめは、バッテリーに充電されすぎて(過充電)
バッテリーがパンクして
全く充電しなくなってしまう。
電球などがすぐ切れる症状が現れます。
昔のレギュレータは機械式で
物によっては調整出来る物も有りましたが
現在のレギュレータは
半導体で構成されていて
特にメンテナンスをする所はありません。
壊れるときは「突然壊れます」
直接のメンテナンスでは、防ぎようがありません。
それではどんなときに
壊れやすくなるのでしょうか。
例えば・・・
性能の落ちたバッテリーを使い続けると
レギュレータに規定以上の負荷がかかります。
レギュレータは
バッテリーの電気が足りないと判断し
どんどん充電しようとします。
でも、性能の落ちたバッテリーは
思うように充電されず・・・
電気も取り出しにくくなっています。
これを続けるとやがてレギュレータは
電圧調整出来なくなり・・・壊れます。
(何時壊れるかは、個体差がありますが)
それから、エンジンの側など
温度の高くなる所についている場合
条件が悪いと壊れます。
元々発熱するので
放熱フィンがついているのですが
中身が半導体なので
極端な温度は故障の元なのです。
レギュレータは知らないうちに
色々なことをしてくれる大事な部品です。
配線不良や、コネクタの接触不良が無く
バッテリーがしっかりしていれば
それなりに長持ちするでしょう。
レギュレータが壊れていないかどうか?
ある程度でしたら予測が出来ます。
バッテリーの電圧確認をします。
エンジンを吹かしながら
電圧がどのように変化するか測定をして確認。
(バッテリーの規定電圧が目安)
よく電球の玉が切れをしている場合
危険信号の可能性があります。
ただ、今回のように出先で
突然壊れてしまうパターンもあります。
レギュレータの事を
ほんの少しだけ知っていれば
慌てずに済むかもしれません。

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